ボトックスの単位とは?【部位別の目安一覧】効果・料金との関係を医師が解説

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ボトックスの単位とは?部位別の目安量と効果・持続期間の関係を医師が徹底解説

「ボトックスって、何単位打てばいいの?」

「クリニックによって単位数が違うのはなぜ?」

ボトックス注射を検討していると、必ずといっていいほど「単位(U)」という言葉に出合います。

でも、ボトックスの単位とは何なのか、単位数と効果にどんな関係があるのかを知らないまま施術を受けている方も少なくありません。

単位数は施術の結果に直結します。

少なすぎると効果が出ず、多すぎると不自然な見た目や副作用のリスクが上がります。

この記事では、ボトックスの単位とは何かという基本から、部位別の目安単位数、単位と効果・持続期間の関係、クリニック選びで注意すべきポイントまで医師の視点から解説します。

ボトックスの「単位(U)」とは何か

ボトックスの単位(U)とは、薬剤の活性(効力)の量を表す指標です。

体積(cc/mL)ではなく、神経を遮断する「はたらきの強さ」を数値化したものだとイメージすると分かりやすいでしょう。

同じ「20U」でも、製剤の種類によって実際の薬液量は異なります。

代表的なボトックス製剤にはアラガン社の「ボトックスビスタ®」とメルツ社の「ゼオミン」などがあり、それぞれ希釈倍率が異なるため、「ボトックスの単位」だけで薬液量を比較することはできません。

重要なのは製剤ごとの推奨単位数の範囲内で打つことです。

信頼できるメーカーの製剤を使用しているか確認することも大切です。

部位別のボトックス目安単位数

ボトックスの単位数は、部位によって適切な量が大きく変わります。

以下はあくまで一般的な目安です。

実際には筋肉量・骨格・シワの深さなどを医師が診察したうえで決定します。

額(おでこ)のシワ|10〜20U

おでこの横ジワには一般的に10〜20U程度が目安です。

額の筋肉(前頭筋)はまぶたを引き上げる役割も担っているため、打ちすぎるとまぶたが重くなる「眼瞼下垂」のリスクがあります。

額ボトックスの単位は初回を少なめに設定し、様子を見ながら調整するアプローチが安全です。

眉間のシワ|15〜25U

眉間の縦ジワには15〜25U程度が一般的です。

眉間は筋肉が比較的大きいため「効きが悪い」と感じやすい部位ですが、過度な増量は眉が下がる原因になります。

眉間ボトックスの単位は、額ボトックスと同時施術する場合にバランスを考慮した設計が必要です。

目尻のシワ(カラスの足跡)|10〜20U(両側)

目尻のシワには笑ったときの眼輪筋への注入が有効です。

打ちすぎると笑ったときの表情が不自然になることがあるため、10〜15Uから開始して様子を見るケースが多いです。

エラ(咬筋)のボトックス|40〜80U(両側)

エラボトックスの単位は、筋肉(咬筋)のボリュームを縮小させるため、シワ治療と比べて多くなります。

体格や筋肉量によって差がありますが、両側で40〜80Uが目安です。

初回は40U程度から始め、効果と副作用を確認しながら次回以降のエラボトックスの単位数を調整するのが一般的なアプローチです。

エラボトックスの詳しい適応や注意点は「エラボトックスをやめた方がいい人の特徴は?後悔しないための注意点を医師が解説」をご覧ください。

肩こり・僧帽筋ボトックス|50〜100U(両側)

発達した僧帽筋への注入は肩こりの改善とスリムショルダー効果が期待されます。

筋肉が大きく単位数も多くなるため、初回は50〜60U程度から様子を見るクリニックが多いです。

肩ボトックスの単位は効果が現れるまで2〜4週間かかり、持続期間は他の部位より長くなる傾向があります。

口角・あごさき・バニーライン・鼻先など|2〜10U

口角を上げるリップエバーテッドボトックスやあご先のシワ、バニーラインなどは少量精密注入が求められます。

2〜10U程度の少量を正確な位置に打つ技術が必要で、クリニックと医師の経験値が問われる部位です。

ボトックスの単位数と効果・持続期間の関係

「ボトックスの単位を多く打てば効果が強く長持ちする」と思いがちですが、実際は少し異なります。

単位数を増やすと筋肉への作用が強くなり、より深いシワや強い筋肉に対応しやすくなります。

ただし一定の閾値を超えると「さらなる効果アップ」ではなく「副作用リスクの増大」に転じます。

持続期間については、単位数より個人の代謝・筋肉量・生活習慣(食いしばり・表情癖)の影響を大きく受けます。

一般的に3〜6ヶ月程度で効果は落ち着いていきます。

打ち続けることで筋肉自体が小さくなる「廃用性萎縮」が起きると、少ないボトックスの単位数でも効果が出やすくなります。

回数を重ねるにつれて同じ効果をより少ない量で維持できる傾向があります。

ボトックス後の過ごし方や飲酒との関係は「ボトックス当日に飲酒がNGな理由|いつから飲める?対処法も解説」も参考にしてください。

「単位が多い=良いクリニック」ではない理由

ウェブ上で「他院の倍の単位数!」「追加無料!」という訴求を見かけることがあります。

しかし、ボトックスの適切な単位数は部位・筋肉量・なりたい仕上がりによって異なります。

「多いほどいい」とは一概に言えません。

単位数よりも重要なのは、正しい位置に正確に注入する技術と、患者一人ひとりの筋肉量やご希望に合わせて単位数を設計するカスタマイズ力です。

パルム美容クリニックでは医師が触診・視診で筋肉の大きさと動きを確認し、最適なボトックスの単位数と注入位置をご提案します。

製剤の種類によるボトックスの単位の違い

ボトックス製剤には複数のブランドがあり、同じ「20U」でも製剤が異なると効力が変わります。

アラガン社のボトックスビスタ®は長年の臨床実績があり世界標準として広く使われています。

他にも国内承認を受けた製剤があり、それぞれ特性が異なります。

「何単位打てばいいか」だけでなく「どの製剤を使っているか」も確認することで、より安心な施術選びができます。

パルム美容クリニックで使用している製剤については、カウンセリング時にお気軽にご質問ください。

ボトックス初回はどのくらいの単位から始めるべきか

初めてボトックスを受ける場合は、少なめの単位数から始めることをおすすめします。

まずは安全な範囲で試し、2〜3週間後の状態を確認してから必要に応じて単位数を調整するアプローチが、失敗を最小限に抑える方法です。

「もう少し効いてほしい」と感じた場合は次回の単位数を上げる判断ができます。

「効きすぎた」と感じた場合は次回を減らすか間隔を延ばせます。

1回で完璧を求めるよりも、2〜3回の施術を通じてご自身に最適なボトックスの単位数と間隔を見つけていくことが長期的に満足度の高い結果につながります。

ボトックス注射で顔がどう変わるかの詳細は「ボトックス注射で顔はどう変わる?部位別の効果・持続期間・副作用を医師が徹底解説」もあわせてご覧ください。

ボトックス注射の料金と単位の関係

クリニックによって「1U〇〇円」という単位課金のところと「部位ごと定額制」のところがあります。

単位課金の場合、同じ部位でも筋肉量が多い方は費用が高くなることがあります。

定額制の場合、「何単位入っているか分からない」という透明性の問題が生じるケースもあります。

ボトックスの単位数と料金の両方を事前に確認することが重要です。

パルム美容クリニックのボトックスの詳しい料金・単位数は「ボトックス注射|パルム美容クリニック」をご覧ください。

初回カウンセリングは無料で、ご希望に合わせた最適な単位数をご提案しています。

まとめ

ボトックスの単位(U)とは薬剤の活性量を表す指標です。

部位・筋肉量・なりたい仕上がりによって適切な単位数が変わります。

額・眉間などのシワには15〜25U、エラボトックスの単位は40〜80U(両側)が目安ですが、これはあくまで参考値です。

単位数を多く打てば効果が強くなるわけではなく、適切な位置への正確な注入と個別のカスタマイズが仕上がりを左右します。

初めての方はまず少なめの単位から試し、施術を重ねながら最適な量を見極めていくのが失敗しないコツです。

カウンセリングでのご相談はいつでもお気軽にどうぞ。

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監修医師プロフィール

院長

吉井 涼太ryouta yoshii

経歴

藤田医科大学 医学部 卒業
近畿中央病院
大手美容外科 都内院長
大手美容外科 静岡院院長
藤ナチュレ美容クリニック 銀座院
パルム美容クリニック 院長

資格・所属学会

日本美容外科学会(JSAS)会員
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医

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