ポテンツァの薬剤の種類と違いは?成長因子・PDRN・エクソソームを医師が比較解説

美容コラムCOLUMN

ポテンツァで使う薬剤の種類と違い|成長因子・PDRN・エクソソームなど

ポテンツァは、極細の針でマイクロニードルRFを皮膚に照射しながら、同時に薬剤を皮膚の深部に導入できる次世代の美容医療機器です。

ポテンツァの大きな特徴のひとつが、導入する薬剤を目的に合わせて選べることです。

成長因子・PDRN・エクソソームなど複数の薬剤が使用されますが、それぞれの違いや特徴について詳しくご説明します。

ポテンツァの薬剤導入とは

ポテンツァは針を皮膚に刺す際に、針の先端から薬剤を皮膚の深部(真皮層)に直接注入できる仕組みを持っています。

通常のスキンケアでは皮膚の表面(角質層)にしか届かない有効成分を、真皮層まで直接届けられることが最大の強みです。

真皮層にはコラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞が豊富に存在するため、そこに直接有効成分を届けることで高い美肌効果が期待できます。

使用する薬剤の種類によって期待できる効果が異なり、肌の悩みや目標に応じて最適な薬剤を選ぶことが重要です。

カウンセリングでは患者様の肌状態を確認した上で、最適な薬剤の組み合わせをご提案します。

成長因子(グロスファクター)

成長因子(グロスファクター)は、細胞の増殖や分化を促進するタンパク質の一種です。

皮膚においては、コラーゲンやエラスチンを産生する線維芽細胞を活性化させる役割を担っています。

主に使用される成長因子にはEGF(上皮細胞成長因子)やFGF(線維芽細胞成長因子)、IGF(インスリン様成長因子)などがあります。

EGFは皮膚の細胞分裂を促進して新陳代謝を高め、ハリや弾力の改善に効果が期待されます。

FGFは線維芽細胞に直接働きかけてコラーゲン産生を促進するため、シワや毛穴の改善に特に有効です。

成長因子は分子量が大きいため通常のスキンケアでは浸透しにくいですが、ポテンツァの針で直接真皮に届けることで高い効果が期待できます。

肌のエイジングケア・ハリアップ・シワ改善を目指す方に特におすすめの薬剤です。

PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)

PDRNはサーモンDNAから抽出されたポリデオキシリボヌクレオチドという成分で、欧米では医薬品として皮膚再生に使用されている実績のある成分です。

PDRNはAdenosine A2A受容体を介して細胞の増殖や修復を促進する作用があります。

コラーゲン合成を促進し、傷の治癒を助ける働きがあるため、ニキビ跡や毛穴の改善、肌の再生に効果が期待されます。

また、抗炎症作用もあるため、赤みやニキビ跡(赤みのタイプ)の改善にも有効です。

肌の再生力を高めることでハリと弾力を向上させ、くすみや乾燥肌の改善にも役立ちます。

ニキビ跡・クレーター・毛穴の開き・肌の赤みでお悩みの方に特に適した薬剤です。

エクソソーム

エクソソームは細胞から分泌されるナノサイズの小胞(細胞外小胞)で、近年の美容医療で注目されている最先端の成分です。

エクソソームの中にはmRNA・miRNA・タンパク質・脂質などが含まれており、細胞間の情報伝達を行う役割を持っています。

皮膚に導入することで、周囲の細胞に働きかけてコラーゲン産生・細胞修復・抗炎症などの多彩な作用を引き起こします。

特に幹細胞由来のエクソソームは再生能力が高く、加齢による肌ダメージの修復や若返り効果が期待されています。

成長因子やPDRNと比較してもより多角的な作用を持つため、総合的なエイジングケアとして注目を集めています。

肌質改善・若返り・ハリアップを総合的に行いたい方に特に適した薬剤です。

ヒアルロン酸(薄めの濃度)

ポテンツァではヒアルロン酸を薄い濃度で真皮層に導入することもあります。

ヒアルロン酸は皮膚の水分保持に重要な役割を果たす成分で、加齢とともに体内での産生量が減少します。

真皮層に直接届けることで深部からの保湿効果が高まり、肌の乾燥改善・ハリアップ・キメの整いが期待できます。

通常の注入によるフィラー効果(ボリュームアップ)とは異なり、薄い濃度での保湿・肌質改善を目的とした使用法です。

乾燥しやすい肌や、肌のくすみ・ハリ不足でお悩みの方に向いています。

薬剤の組み合わせ

ポテンツァの施術では、悩みに合わせて複数の薬剤を組み合わせて使用することも可能です。

例えば、ニキビ跡の改善を目指す場合にはPDRNと成長因子を組み合わせることで、炎症の抑制とコラーゲン産生を同時に促進できます。

エイジングケア全般を目的とする場合は、エクソソームに成長因子を加えることで、より包括的な若返り効果が期待できます。

どの薬剤の組み合わせが最適かはカウンセリングで肌状態を確認した上で決定しますので、ご希望の改善点をお気軽にお伝えください。

詳しくは「ポテンツァ」をご覧ください。

各薬剤の適応と比較

成長因子が向いている悩み

成長因子は、肌のハリ・弾力の低下、シワ、毛穴の開き、くすみなど加齢による肌悩みに特に有効です。

コラーゲン産生を直接促進するため、肌の土台から改善したい方に向いています。

PDRNが向いている悩み

PDRNはニキビ跡・クレーター・肌の赤み・毛穴の開きなど、肌の炎症後の修復を目的とする方に適しています。

欧米では医薬品として承認されている成分であり、安全性と有効性のエビデンスが豊富です。

エクソソームが向いている悩み

エクソソームは全般的な肌質改善・エイジングケア・肌の若返りを総合的に目指す方に適しています。

最新の再生医療成分として、幅広い美肌効果が期待されています。

施術の流れと注意点

ポテンツァの施術では、まず洗顔後に麻酔クリームを塗布して30〜60分待ちます。

その後、選定した薬剤を機器にセットし、医師が丁寧に照射・導入を行います。

施術時間は30〜60分程度で、施術後は赤みや腫れが出ることがありますが、通常数日で落ち着きます。

施術後は肌が敏感になっているため、紫外線対策と保湿ケアを徹底することが重要です。

使用する薬剤によって推奨される施術回数や間隔が異なりますので、医師の指示に従ってスケジュールを組むことをおすすめします。

パルム美容クリニックのポテンツァ施術について

パルム美容クリニックでは、患者様の肌状態や改善したいお悩みをしっかりとカウンセリングで確認した上で、最適な薬剤と施術プランをご提案しています。

成長因子・PDRN・エクソソームなど複数の薬剤を取り扱っており、組み合わせることでより高い効果を目指します。

静岡でポテンツァに興味をお持ちの方は、まずお気軽にカウンセリングをご予約ください。

よくあるご質問

薬剤は毎回変えることができますか?

はい、施術ごとに薬剤を変えることが可能です。肌状態の変化や目的に応じて、最適な薬剤をその都度ご提案します。

例えば、最初はニキビ跡改善のためにPDRNを使用し、改善後はエイジングケア目的で成長因子に切り替えるといった方法も有効です。

定期的なカウンセリングを通じて、段階的に肌を改善していくプランをご提案いたします。

薬剤によって副作用は異なりますか?

いずれの薬剤も安全性が確認されたものを使用しており、大きな副作用のリスクは低いとされています。

施術後に一時的な赤みや腫れ、内出血が出ることがありますが、これはポテンツァの針による刺激によるものです。

アレルギーの可能性がある場合は、事前にパッチテストを行うこともできますので、ご不安な方はお申し出ください。

何回受ければ効果が実感できますか?

1回でも一定の効果を実感される方が多いですが、より高い効果を望む場合は複数回の施術をおすすめします。

一般的には1ヶ月に1回のペースで3〜5回を目安とするケースが多いですが、使用する薬剤や肌状態によって異なります。

カウンセリングで最適な施術回数とスケジュールをご提案しますので、まずはご相談ください。

まとめ

ポテンツァで使用される薬剤には、成長因子・PDRN・エクソソーム・ヒアルロン酸などがあり、それぞれ異なる作用と効果を持ちます。

自分の肌悩みに合った薬剤を選ぶことが、施術効果を最大化するための重要なポイントです。

カウンセリングで医師に肌の状態を診てもらい、最適な薬剤プランを一緒に考えましょう。

どの薬剤が自分に合うか知りたい方へ

肌の状態を医師が診察し、最適な薬剤プランをご提案します。カウンセリングは無料です。

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監修医師プロフィール

院長

吉井 涼太ryouta yoshii

経歴

藤田医科大学 医学部 卒業
近畿中央病院
大手美容外科 都内院長
大手美容外科 静岡院院長
藤ナチュレ美容クリニック 銀座院
パルム美容クリニック 院長

資格・所属学会

日本美容外科学会(JSAS)会員
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医

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