【二重まぶたの仕組みとは】
一重まぶたと二重まぶたの違い
まぶたの形が人によって違う理由は、まぶたの開閉を行う眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と、まぶたの裏にある瞼板(けんばん)のつき方に違いがあるためです。
まず、まぶたを開く動作は、まぶたの下部にある瞼板(けんばん)という軟骨の板が、まぶたの上のほうから伸びている筋肉(上眼瞼挙筋とミューラー筋)とくっつき、その筋肉の伸び縮みによって瞼板を引っ張ることで行われています。
上にある瞼板(けんばん)とつながる筋肉から二重になる筋肉が枝分かれをしているか、していないかによって一重まぶたと二重まぶたの構造の違いが生まれます。
一重まぶたの場合
一重まぶたは、まぶたを開ける筋肉が瞼板に付着しているだけです。
まぶたの皮膚のほうに枝分かれしてしっかりと伸びていない場合、まぶたの皮膚は折れ込まれることなくまぶたが開くため、二重にならず一重になります。
まぶたの皮膚が折り込まれていないと、まぶたの皮膚がまつ毛の生え際まで覆い被さり、まぶたの開きはあまり良く見えない場合があります。
二重まぶたの場合
二重まぶたの場合は、筋肉が瞼板に接合しているだけでなく、上眼瞼挙筋から伸びる挙筋腱膜が枝分かれして伸び、皮膚とも接合をしています。まぶたが開くと、挙筋腱膜が付着している皮膚の部分が同時に引っ張られるため、まぶたを開くとその部分の皮膚が折り込まれ、二重になります。
一重まぶたに比べるとまぶたの皮膚が覆い被さりにくく、その分、まぶたの開きが良くなり、黒目自体が大きく見える場合が多いです。
奥二重の場合
ただし、二重まぶたでも、できている二重のラインが狭い場合があります。
この状態でまぶたを開けて皮膚が折れ込まれたとき、二重のラインの上の皮膚がまつ毛の生え際まで覆い被さり、二重のラインや幅が見えにくい場合に、いわゆる奥二重になります。狭い二重のラインとは、このような状態をさします。
奥二重では、二重のラインは見えませんが、完全な一重まぶたに比べればまぶたの開きは良く、黒目の見える面積も大きくなります。
また、一般的な幅の二重でも、まぶたの開きが極端に良いと、目を開けた状態で、二重のラインの下に皮膚が覆い被さり、奥二重になることがあります。
さらに、今まで二重まぶたであっても、加齢などによってまぶたの皮膚のたるみが多い場合、目を開けた状態でも皮膚のたるみが覆い被さり、奥二重に見えてしまう場合もあります。
一重と二重はどちらが多いのか?
日本人は一重が約7割・二重が約3割程度
一重まぶたにコンプレックスを抱えている方も多いでしょう。しかし、日本人は男女ともに、生まれつき一重の人が7割、二重の人が3割程度といわれています。二重まぶたの人に目が行ってしまい「一重は少数派では?」と思う方もいるかもしれませんが、日本人は一重のほうが圧倒的に多い傾向があります。
なぜ日本では一重の人が二重よりも多いのか?
もともとは、日本や中国、韓国など北東アジアのみ一重まぶたの人が存在していました。シベリアの人は、もともと二重だったものの寒さから目を守るためにまぶたを厚くし一重まぶたになったという説があります。その後、シベリアに住んでいた一重の人たちが、日本に移住をしてきたため、2つのタイプのまぶたの人が混在するようになったと考えられています。
また基本的に日本人のまぶたは皮膚が厚く、皮下脂肪や眼窩脂肪と呼ばれる眼輪筋下脂肪組織が発達している人が多い傾向にあります。さらに脂肪や皮膚が発達していると、眼瞼挙筋が瞼板にくっつく力が弱くなり、一重まぶたになりやすいといった特徴もあります。
一重と二重で左右差がある人もいる
中には片目だけ二重になる人もいます。
そのようになる理由のひとつに「遺伝」が挙げられます。
まぶたの形は両親の遺伝が関係しやすい上に、一重のほうが遺伝がしやすいといわれています。そのため、両親のどちらかが片目だけ二重の場合、子どもも同じようになりやすいということです。
片目だけ二重になる理由として、遺伝以外には以下のようなものが考えられます。
・両目の視力に差がある
・片方に負担がかかる行動をしている
・目の位置や大きさに左右差がある
視力に差があると、姿勢が傾いてしまう傾向があります。さらに視力の良いほうの目でものを見る癖がつき、目の筋力に差がついてしまう場合もあります。他にも目の位置や大きさが異なると、筋力の差が出てしまうため、片目だけ一重になったり、二重になったりする場合があります。
遺伝について【一重より二重のほうが遺伝性が高い】
遺伝子学で有名な「メンデルの法則」によると、親から引き継ぎやすい性質を「優性」、引き継ぎづらい性質を「劣勢」と定義しています。
この定義をまぶたに当てはめると、二重は優性遺伝、一重は劣性遺伝子だといわれており、一重より二重のほうが遺伝しやすいのがわかります。
・両親ともに二重・・・二重の可能性が高い
・両親ともに一重・・・一重の可能性が高い
・両親が一重と二重・・・二重の可能性が高いが、一重になるケースもある
ただし、必ずしも遺伝子どおりになるとは限りません。まぶたの脂肪が多かったり、筋力が弱かったりすると二重から一重になる場合も存在します。
一重まぶたであるメリット・デメリット
メリット|若々しく見える
一重のメリットとして、若く見られやすいことが挙げられます。
歳をとると二重の人は目元にたるみやくぼみが生じやすくなります。しかし、一重の人は、二重に比べてたるみやくぼみが出にくいため、若く見られやすいといわれています。
ただし、一重でも目元のたるみが生じるため、二重よりも若く見られやすいとも一概にはいえません。
デメリット|まぶたが重く見える・視界が狭い
一重まぶたは二重に比べ、瞳に皮膚が覆いかぶさることによりまぶたが重い印象になってしまいます。
視野が狭いため、ぱっちりとした目元になりづらいともいえるでしょう。
視野が狭いことから、まぶたを押し上げる筋肉を使おうとして、目以外の筋肉に負担がかかってしまうこともあります。
その結果、肩こりや頭痛など慢性的な症状を引き起こすケースもあるため、注意したいポイントです。
二重まぶたであるメリット・デメリット
メリット|目が大きく見える
二重まぶたは、ぱっちりとした大きな目に見えやすいことから、自信を持てるといったメリットが挙げられます。アイプチなどで二重をつくることは可能ですが、メイクを落とすと一重や奥二重に戻ってしまいます。さらに二重メイクによって、まぶたが荒れてしまう・たるみが生じてしまうといった肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
しかし、二重整形で半永久的な二重を手に入れられれば、そのようなトラブルから開放されます。コンプレックスが解消されて「自信を持てるようになった」という方も多いでしょう。
デメリット|乾燥しやすい
多くの方が憧れる二重ですが、乾燥しやすいといったデメリットがあります。まぶたに1本のラインが入ることで、まぶたを厚くできないため、一重よりも乾燥や寒さから目を守れないと言われています。
さらに二重幅を広くしすぎると、眠たそうな印象になってしまったり、ハム目に見えてしまったりするため、自分に合った二重幅にすることが大切です。
一重にも二重にも魅力がある。
静岡・静岡市で埋没法ならパルム美容クリニックへ
一重にも二重にもそれぞれ魅力があります。
しかし一重にコンプレックスを抱えている方には二重整形がおすすめです。
二重のりやアイテープ、マッサージなど二重をつくるグッズや方法は多くありますが、たるみや肌荒れの原因になる場合もあるため、できるだけ控えましょう。
静岡にある美容外科、パルム美容クリニックでは、さまざまな種類の二重整形を行っています。二重埋没法2点留め、線留め、韓国式自然癒着法など、患者さまのお目元の状態から理想のお目元のデザインに近づけるように、丁寧なカウンセリングと事前の二重シミュレーションに時間をかけています。
大手美容外科出身の院長がカウンセリングから施術まで一貫して対応をさせていただきます。
静岡で二重埋没法ならパルム美容クリニックにお任せください!
術後のダウンタイムにもこだわり、腫れにくく、バレにくい、自然なお仕上がりを追求しております。
末広型、MIX型、平行型などお顔に合った二重のデザインをご一緒に考えさせていただきます。
カウンセリングは無料となっておりますので是非一度ご相談ください。みなさまのご来院を心よりお待ちしております。
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