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「ポテンツァ直後」に最適!|保湿からメイクまで徹底ガイド

毛穴やニキビ跡、肌の張りにアプローチできるとして注目されている美容施術「ポテンツァ」。結果を最大限に高めるためには、施術後の肌管理がポイントになります。

実際、「赤みが続いて不安」「何を使ってケアすればいいのか分からない」と、多くの方が不安を感じていらっしゃいます。

本記事では、パルム美容クリニックの医療知見をベースに、施術後の肌状態と、タイミング別に取り入れたい具体的なケア内容を詳細に説明いたします。自宅でのスキンケアに迷いがある方にとって、日々のケアに活かせるヒントが得られる内容です。

JR「静岡駅」北口より徒歩5分・静岡鉄道「新静岡駅」より徒歩5分の通いやすい立地で、営業時間は10:00~19:00となっています。

自分の肌にきちんと向き合い、より美しい仕上がりを目指したい方は、ぜひ一度パルム美容クリニックへご相談ください。

ポテンツァ治療後の肌状況を理解する

この章では、治療を受けたあとの肌の変化とともに、ケアをどう行うべきかをわかりやすくお伝えします。具体的なケア方法を理解するために、まずはご自身の肌の状況を知ることが大切です。

肌は“ファイティングモード”中

ポテンツァ治療は、肌に微細な針を刺すことで肌のターンオーバーを促す施術です。そのため、施術直後は赤みやピリつき、かゆみといった違和感が現れることがあります。これは、肌が刺激に対して防御反応を示している状態です。皮膚のバリア機能が一時的に弱まっているため、外部刺激を受けやすく、乾燥もしやすくなっています。

たとえば、施術直後に刺激の強い日焼け止めを使うと、肌の赤みや違和感が増して炎症がさらに悪化してしまう可能性があります。

ダウンタイムと回復のタイムライン

施術後のダウンタイムの長さや症状の出方は人によって異なりますが、赤みは当日から数日、乾燥や皮むけは3~5日頃にピークを迎えることが多いです。これは、ターンオーバーが一時的に加速し、肌表面の古い角質が浮きやすくなる傾向のためです。

施術翌日~3日目は、肌の回復を最優先に考えるべき大切なタイミングです。この段階で正しいケアを心がければ、より早く健康的な肌を取り戻すことができます。

直後〜当日のスキンケア:保湿重点期

この章では、治療直後から当日に行うべき、保湿を中心としたスキンケアについて解説します。

施術直後の肌はわずかな刺激にも敏感に反応しやすい不安定な状態であるため、刺激の少ない成分を選び、丁寧にお手入れすることが大切です。

刺激を抑える・避けるための“ファーストケア”

施術直後のスキンケアでは、何よりも肌への刺激を避けることが大切です。

まずは、アルコールや香料を含まない低刺激の化粧水で、肌を整えましょう。その後、ヒアルロン酸やセラミドなどが配合された美容液で、しっかりとうるおいを補ってください。

高保湿の密封ケアでバリア強化

この時期の肌は、外的刺激を防ぐ力が弱まりがちのため、水分が蒸発しやすく乾燥しやすい状態です。そのため、濃密な保湿成分を含むクリームやオイルで肌の水分を閉じ込める「密封ケア」を行うことが大切です。幹細胞の活性化や肌の修復を促進するためには、乾燥を防ぐことが重要です。シアバターやミツロウなどを使用することで、肌の水分をしっかりとキープし、バリア機能の回復を支援できます。

冷却パックで炎症&赤みケア

ポテンツァ治療後、お肌が赤くなったり、熱を帯びていると感じたときは、冷感タイプのパックでケアするのが有効です。

冷蔵庫で冷やしたコットンパックや、低刺激のシートマスクを冷やして使用することで、肌の温度を下げ、炎症を抑えることができます。ただし、冷やしすぎると肌への負担となるため、適温での使用が大切です。市販の低刺激シートマスクを冷やして使うのが手間なく使えて便利です。

2〜5日後の肌ケア:ニキビ・毛穴対策期

ポテンツァ施術後の2日目から5日目にかけてのケアポイントをご紹介します

この期間は、赤みや乾燥がピークに達し、ニキビや毛穴の開きが目立つ可能性があります。正しいケアを行うことで、トラブルを予防し、肌の回復を促しましょう。

毛穴が目立つ原因と改善ケア

毛穴が気になりやすくなる背景は、治療による炎症と乾燥です。乾燥によって肌が突っ張ると、毛穴の開きがより目立つようになります。

そこで、低濃度ビタミンC誘導体配合の化粧水で肌の炎症を抑え、セラミド成分の配合された化粧水によって、肌の土台を整え、開いた毛穴の目立ちを和らげる効果が見込めます。これらの有効成分を同時に取り入れることで、毛穴まわりのケアとして、より高い実感が得られるでしょう。

ニキビ予防のポイント

ポテンツァ施術後は、肌のバランスが崩れやすく、ニキビが悪化しやすい状態です。そのため、乾燥を予防し、肌の炎症を抑えるケアが重要になります。油分が過剰だったり不足だったりすると、悪化をまねく恐れがあります。

グリチルリチン酸やアラントインなどの抗炎症成分配合の美容液をスキンケアの際に毎回使用することで、炎症を鎮める働きがあるため、ニキビを抑える作用も得られます。

鎮静&補修系パック活用術

ダウンタイム後半(2~5日目以降)は、肌の回復力が徐々に高まってきます。この期間は、鎮静効果のあるシートパックを積極的に活用することで、肌の回復を促進できます。ケラトリートメント成分配合のパックや、ヒアルロン酸配合のパックは、保湿とともに、肌のほてりや赤みをやさしく整えてくれる効果があり、おすすめです。

毎日のケアに取り入れても問題はありませんが、肌の変化に応じて加減することが大切です。

7日以降:メイク再開&普段ケアへの移行

この頃には、皮むけや赤みといった症状が治まって、メイクを再開できる方もいるでしょう。それでも、肌表面は繊細な状況にあるため、毎日のケアやメイクは、適切なやり方で丁寧に行うことが肌を守る鍵になります。

メイクの再開目安

メイクの再開は、肌のほてりや乾きがおさまったタイミングで、段階的に始めるのが安心です。肌が落ち着いていないうちに厚化粧をすると、炎症が再発する可能性があります。

最初は、ミネラルファンデーションやクッションファンデーションなど、肌にやさしい成分のものを中心に使い、薄付きで仕上げることが大切です。

UV防御は必須!

ポテンツァ治療後は、外的刺激の中でも紫外線には特に注意が必要で、UVケアを徹底することが求められます。

SPF30、PA+++以上のUVカット効果のある日焼け止めを使い、こまめに塗り直しましょう。特に、ノンケミカルの日焼け止めは、肌への負担が少ない処方のため、デリケートな肌質の方にも安心して使えます。UVによる色素沈着を防ぐためにも、しっかりとUV対策を行いましょう。

7日以降の通常スキンケアへの戻し方

通常のスキンケアへの移行は、肌の保護力が戻ったタイミングで行うようにしましょう。焦って普段通りのスキンケアに戻すと、肌に負担がかかり、炎症が再発する可能性があります。

まずは、刺激の弱いスキンケア製品を使用し、少しずつ普段使っている製品に戻していきましょう。

まとめ|ダウンタイムに応じた段階的ケアが鍵。

ポテンツァ施術後の肌は、日ごとに状態が変化します。

初期は鎮静と保湿を重視し、2〜5日目は毛穴・ニキビ予防を意識したケア、そして1週間後からは軽いメイクや紫外線対策に切り替えるのが理想的です。その時の肌の段階に合わせたスキンケアが、治療効果をより長く美しく保つカギとなります。

施術後の肌の変化や生活スタイルに応じたサポートも、パルム美容クリニックではしっかり行っています。納得のいくケアで美しさを目指したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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監修医師プロフィール

院長

吉井 涼太ryouta yoshii

経歴

藤田医科大学 医学部 卒業
近畿中央病院
大手美容外科 都内院長
大手美容外科 静岡院院長
藤ナチュレ美容クリニック 銀座院
パルム美容クリニック 院長

資格・所属学会

日本美容外科学会(JSAS)会員
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医

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