ポテンツァの効果は永久?いつから実感できる?持続性や適切な回数を医師が解説 - パルム美容クリニック|静岡市の美容外科・美容皮膚科

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ポテンツァの効果は永久?いつから実感できる?持続性や適切な回数を医師が解説

近年、SNSや美容感度の高い層を中心に話題となっている美肌治療「ポテンツァ(POTENZA)」。 「ダーマペンの進化版」とも呼ばれ、ニキビ跡や毛穴、赤ら顔、たるみなど、幅広い肌悩みに対応できるのが特徴です。

しかし、安くない治療だからこそ、 「ポテンツァの効果は永久に続くの?」 「1回でどれくらい変わる?いつから効果が出る?」 といった疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、ポテンツァの効果は「永久」ではありません。 しかし、適切な回数を重ねることで肌質を根本から改善し、美肌を長期間キープすることは可能です。

この記事では、ポテンツァの仕組みや「効果が出るタイミング」、悩み別の変化、そして失敗しないためのリスクや副作用について、医師が詳しく解説します。 あなたに最適な治療プランを見つけるための参考にしてください。

パルム美容クリニックでは、そうした疑問に丁寧にお応えするために、カウンセリングを実施しております。
ぜひお気軽に、あなたのお悩みをお聞かせください。

ポテンツァ(POTENZA)とは?仕組みと期待できる美肌効果

ポテンツァとは?どんな効果が期待できる?

ポテンツァ(POTENZA)は、Jeisys(ジェイシス)社が開発したマイクロニードルRF治療機です。 極細の針(マイクロニードル)を肌に刺し、針先から高周波(RF:ラジオ波)を照射することで、肌の様々な層に熱エネルギーを届けます。

従来のニードル治療(ダーマペンなど)やRF治療(サーマクールなど)の利点を組み合わせたこの機器は、チップを使い分けることで**「ニキビ・ニキビ跡」「毛穴」「肝斑」「赤ら顔」「たるみ」**など、多岐にわたる肌トラブルに対応できるのが最大の強みです。

ここでは、なぜポテンツァが高い効果を発揮するのか、そのメカニズムと具体的な効果について解説します。

マイクロニードルRFのメカニズムと創傷治癒

ポテンツァの基本的な仕組みは、「創傷治癒(そうしょうちゆ)能力」の活用です。 あえて微細な針で肌に傷をつけることで、人体がその傷を治そうとするスイッチが入ります。この修復過程で、真皮層の線維芽細胞が活性化され、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。

さらに、ポテンツァは針先からRF(熱エネルギー)を照射します。この熱によって肌組織がタンパク変性を起こし、引き締め効果(タイトニング)が生まれると同時に、二次的な創傷治癒反応も誘発されます。 この「針による物理的な刺激」と「RFによる熱刺激」のダブルアプローチが、従来の治療よりも高い美肌効果を生み出す理由です。

ドラッグデリバリーシステムで薬剤を真皮層へ届ける

ポテンツァの最大の特徴といえるのが、特許技術である**「ドラッグデリバリーシステム」**です。 これは、専用のポンピングチップを使用した際に、針を抜く瞬間の空気圧を利用して、皮膚表面に塗布した薬剤を均一に真皮層まで押し込む技術です。

通常、薬剤を肌に塗るだけでは奥深くまで浸透しませんが、ポテンツァなら確実に有効成分を届けることができます。 導入する薬剤(マックーム、ジュベルック、エクソソームなど)によって効果をカスタマイズでき、治療効率を飛躍的に高めます。

【ニキビ・ニキビ跡】クレーターや炎症の改善

ポテンツァは、進行中のニキビにも、治った後のニキビ跡にも効果的です。

今のニキビ(炎症): RFの熱エネルギーでニキビの根本原因である**「皮脂腺」を破壊**します。皮脂の分泌そのものを抑えるため、同じ場所にニキビができにくくなり、再発予防につながります。

ニキビ跡(クレーター): 皮膚の深部まで熱を伝え、コラーゲン産生を強力に促すことで、凹凸のあるクレーター肌をなめらかに整えます。ドラッグデリバリーで「マックーム(PLLA製剤)」などを併用すると、さらに効果的です。

【毛穴・赤み】毛穴の開き・赤ら顔・肝斑へのアプローチ

毛穴の開き: 真皮層のコラーゲンが増えることで肌にハリが生まれ、たるみによって開いた毛穴が引き締まります。また、皮脂分泌が抑制されるため、詰まり毛穴の改善も期待できます。

赤ら顔・酒さ: 「赤ら顔」の原因の一つは、真皮層での異常な毛細血管の新生や拡張です。ポテンツァは毛細血管が存在する真皮層へ直接RFを照射し、血管の生成を抑制する因子(VEGF)に働きかけることで、赤みを根本から改善します。

肝斑: 従来、肝斑に熱刺激はNGとされていましたが、ポテンツァはメラノサイトを刺激せずにメラニン生成を抑制する特定のモードを搭載しており、肝斑の治療も可能です。

【たるみ】ダイヤモンドチップによるタイトニング・小じわ改善

「針を刺すのが怖い」という方には、針を使わない「ダイヤモンドチップ」による治療がおすすめです。 1ショットでモノポーラ(深部加熱)とバイポーラ(浅部加熱)という異なる2種類のRFを連続照射し、肌の浅い層から深い層まで全体を均一に引き締めます。 ダウンタイムがほとんどなく、口横のポニョ(もたつき)やフェイスラインのたるみ、首のシワなどを強力にタイトニングします。HIFU(ハイフ)との組み合わせ治療も人気です。

効果は本当に永久的?持続期間について

効果は本当に永久的?持続期間について

ポテンツァの施術に対して「一度の治療で効果がずっと続く」と期待する声もありますが、実際のところ、肌は年齢やターンオーバーのサイクルによって常に変化しています。そのため、半永久的な効果が得られるわけではない点に注意が必要です。

継続的な施術を適切なタイミングで重ねることで、肌の状態を整えながら美肌をキープしやすくなります。  

「永久に効果が続く」は誤解

ポテンツァの効果は一度の施術で長期的な改善が見込めるものの、「永久に続く」というのは誤解といえます。なぜなら、肌は常に新陳代謝を繰り返しており、加齢やライフスタイルの影響により、変動し続けるからです。たとえニキビ跡が一時的に目立たなくなったとしても、ホルモンバランスの変化やストレスの影響で再び肌トラブルが起こることも考えられます。そのため、ポテンツァは「現在の肌状態を整える治療法」として捉えるのが現実的で、効果は時間の経過とともに徐々に落ち着いていく傾向があります。

繰り返し治療による持続性🆙

ポテンツァは、悩みに合わせた施術を継続的に行うことで、良い状態をキープしやすい施術として知られています。これは、真皮層への刺激によって肌の自己再生力が引き出され、コラーゲンやエラスチンといった美肌成分の産生が活発になるためです。

繰り返し3〜5回程度治療を行うことで、肌の引き締まりやハリが定着しやすくなります。また、薬剤や出力の調整により、肌タイプや気になる症状に合わせたパーソナライズされた治療が可能です。

ポテンツァの効果を実感できる回数と期間は?

ポテンツァは即効性と持続性の両方が期待できる治療法ですが、効果の出方や続く期間にはばらつきがあり、感じ方には個人差があると言われています。

効果はいつから?

ポテンツァの効果は、大きく分けて「熱による即時的な変化」「創傷治癒による遅発的な変化」の2段階で現れます。

・施術直後〜数日後(即時効果)
RF(高周波)の熱エネルギーにより、タンパク質の変性が起こり、肌がキュッと引き締まったようなハリを感じることがあります。また、薬剤導入を行った場合は、翌日から肌のツヤやモチモチ感を実感しやすいでしょう。

・1週間〜2週間後(肌質の変化)
ダウンタイム(赤みやカサブタ)が落ち着き、肌のキメが整い始めます。化粧ノリが良くなり、肌トーンが明るくなったと感じる時期です。

・1ヶ月後〜(本格的な効果)
真皮層でのコラーゲンやエラスチンの生成がピークを迎えます。ニキビ跡の凹凸がふっくらとしてきたり、毛穴の開きが目立ちにくくなったりと、ポテンツァ本来の「肌の入れ替え効果」を最も強く実感できるタイミングです。

どれくらい持続する?

1回の施術による効果の持続期間は、使用する薬剤や肌の状態にもよりますが、約1〜3ヶ月程度が目安です。

「たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが、これはあくまで「1回のみ」の場合です。

ポテンツァは、回数を重ねるごとに真皮層の構造が強化されていくため、3回〜5回と継続することで、効果の持続期間は半年〜1年以上へと延びていきます。

肌の土台自体が若々しく作り変えられるため、施術をやめたからといって、すぐに元の状態に戻ってしまうわけではありません。

1回でも効果ある?推奨される回数と治療間隔

ポテンツァは1回でも肌のツヤや引き締まりを感じられますが、深い悩み(クレーターや重度のたるみ)を改善するには、複数回の治療が推奨されます。

【悩み別の推奨回数と間隔の目安】

悩み推奨回数治療間隔
肌質改善・毛穴3〜5回4週間〜6週間
ニキビ跡・クレーター5〜10回4週間〜6週間
活動性のニキビ3〜5回4週間〜6週間
肝斑5〜10回2週間〜4週間
たるみ(ダイヤモンド)3〜5回1ヶ月おき

まずは3回続けてみてください。肌の密度が高まり、手触りが明らかに変わるのを実感していただけるはずです。

関連記事:ポテンツァは何回で効果を実感?施術回数と持続性を徹底解説

リスクや副作用について

「ポテンツァはダウンタイムが短い」とよく耳にしますが、肌に針を刺す治療である以上、全くリスクがないわけではありません。 施術後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、起こりうる反応と正しい対処法を事前に知っておくことが大切です。

施術後の赤み・腫れ・内出血について

ポテンツァのダウンタイムは、他の肌治療(フラクショナルレーザーなど)と比較すると非常に軽度ですが、以下の症状が現れることがあります。

・赤み・ほてり(当日〜翌日) 施術直後は、日焼け後のような赤みやヒリヒリ感が出ることがほとんどです。通常は数時間〜翌日には落ち着きます。メイクは翌日から可能ですが、当日は保湿を徹底し、摩擦を避けてください。

・腫れ・むくみ(数日) 特に薬剤を導入した場合や、高出力で照射した場合は、数日間軽いむくみを感じることがあります。

・点状出血・内出血(1週間程度) 皮膚が薄い目元や、針を深く刺すクレーター治療の場合、針跡が赤い点々として残ることや、稀に内出血が起こることがあります。これらは1〜2週間程度で消失し、メイクで隠せる程度が一般的です。

・カサブタ・ザラつき(3日〜1週間) 肌の再生過程で、目に見えないほどの微細なカサブタが形成され、肌表面がザラザラすることがあります。無理に剥がさず、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。

色素沈着や「やめたほうがいい」と言われるケース

ネット上で「ポテンツァはやめたほうがいい」という声を見かけることがありますが、これは主に「炎症後色素沈着(PIH)」のリスクや、期待値とのギャップによるものです。

・炎症後色素沈着(PIH) 高出力での照射後や、ダウンタイム中に紫外線を浴びてしまうと、稀に茶色いシミのような色素沈着が残ることがあります。日本人の肌はメラニン活性が高いため注意が必要ですが、適切な出力設定とアフターケアでリスクは最小限に抑えられます。

・肝斑が悪化した? 肝斑は刺激に弱いため、誤った設定で治療すると濃くなるリスクがあります。しかし、ポテンツァには肝斑専用のチップがあり、メラノサイトを刺激せずに治療が可能です。「肝斑があるから」と諦める必要はありませんが、必ず肝斑治療の経験豊富な医師の診断を受けることが重要です。

効果が出にくい原因と対策(ホームケア・紫外線対策)

「数回受けたけれど効果がわからない」という場合、施術後の過ごし方が影響しているかもしれません。 ポテンツァの効果を最大化させるために、以下の2点は必ず守ってください。

1.徹底した紫外線対策 施術後の肌はバリア機能が一時的に低下し、紫外線の影響をダイレクトに受けやすくなっています。日焼けは色素沈着の最大要因となるだけでなく、せっかく生成されたコラーゲンを破壊してしまいます。外出時は日焼け止め、帽子、日傘などで物理的に遮断しましょう。

2.十分な保湿 肌の修復には水分が必要です。施術後は乾燥しやすくなるため、刺激の少ない化粧水やクリームでたっぷりと保湿を行ってください。パックの使用もおすすめですが、アルコールやレチノールなど刺激の強い成分が含まれているものは、赤みが引くまで避けましょう。

ポテンツァと他の施術との比較

他の治療法との違い・特徴を比較することで、自分に合った治療法を見つけやすくなります。

ポテンツァと他のたるみ治療法を比較する

🔍 ポテンツァ・ハイフ・レーザー治療 比較表

項目ポテンツァ(POTENZA)ハイフ(HIFU)レーザー治療(CO2/フラクショナル)
主な効果ニキビ跡、毛穴、赤み、肝斑、たるみ、美白たるみ改善、リフトアップ、小顔色素沈着、シミ、小じわ、毛穴、ニキビ跡
メカニズムRF(高周波)+マイクロニードル+薬剤導入高密度焦点式超音波(皮下組織へ熱を加える)レーザーによる熱作用と蒸散(皮膚の入れ替え)
痛みの強さ中〜強(麻酔クリームで軽減)弱〜中(熱感あり。麻酔不要なことも多い)中〜強(麻酔・冷却が必要)
ダウンタイム1〜3日(赤み・腫れ)ほぼなし〜1日程度3日〜1週間(赤み・皮むけ・かさぶた)
即効性ゆるやかに実感(1週間後〜数回で改善)比較的早い(1〜2週間後にピーク)初回から実感あり(継続施術で効果安定)
効果の持続期間約3か月〜半年(継続で延長可能)約3か月〜半年半年〜1年(肌状態により差あり)
導入薬剤◎ 成長因子、幹細胞培養液、トラネキサム酸など選択可× 導入機能なし△ 一部併用可能(レーザートーニングなど)
おすすめな人ニキビ跡・毛穴・肝斑が気になる/複合的な肌悩みを改善したいフェイスラインを引き締めたい/小顔になりたいシミ・色素沈着・肌の質感を整えたい

ポテンツァは「真皮層の再生」に強みを持つ治療であり、HIFUよりもマイルドながら、肌質全体の底上げを目指す人に向いているといえるでしょう。

相乗効果を高めるおすすめの薬剤(マックーム・ジュベルック等)

ポテンツァのドラッグデリバリー機能を活用するなら、導入する「薬剤」選びも重要です。

・マックーム(McCoom) ポテンツァ専用に開発されたPLLA(ポリL乳酸)製剤です。体内で数ヶ月〜2年かけて分解される過程で、コラーゲンの生成を強力に促進します。特に**「深いニキビ跡(クレーター)」「毛穴の開き」**に悩む方に最適で、アレルギーリスクが低いのも特徴です。

・ジュベルック(Juvelook) PDLLA(ポリDL乳酸)と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた製剤です。マックームよりも粒子が細かく、肌全体に自然なハリや潤いを与えます。「毛穴」「小じわ」「赤ら顔」の改善に加え、肌質全体の底上げを目指す方におすすめです。・エクソソーム 細胞間の情報伝達物質で、弱った細胞を修復・再生させる働きがあります。抗炎症作用が高いため、「赤み」「肌荒れ」「アトピー性皮膚炎」の改善や、エイジングケア全般に効果を発揮します。

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まとめ|効果は永久ではない!しかし…

ニキビ跡や毛穴の開き、肌のゆるみにも対応可能なポテンツァは、多様な肌悩みに応える治療法として人気を高めています。コンディションの移り変わりに合わせて、継続的に施術を受けることがカギとなります。

最適な治療間隔や施術内容を見つけるには、専門医のアドバイスを受けるのが近道です。パルム美容クリニックでは、患者様一人ひとりのお悩みや肌状態に寄り添いながら、最適な治療プランをご提案しています。


ご相談のみでも承っておりますので、ぜひお気軽にご来院ください。

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監修医師プロフィール

院長

吉井 涼太ryouta yoshii

経歴

藤田医科大学 医学部 卒業
近畿中央病院
大手美容外科 都内院長
大手美容外科 静岡院院長
藤ナチュレ美容クリニック 銀座院
パルム美容クリニック 院長

資格・所属学会

日本美容外科学会(JSAS)会員
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医

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