ハイフ（HIFU）とは「高密度焦点式超音波治療法」（High Intensity Focused Ultrasound）の略称で、超音波エネルギーを使用して肌のたるみを改善する方法です。表面の皮膚や周りの組織にダメージを与えずに、目的とする層のみに強いエネルギーを与えることが可能です。
皮下組織や筋膜に超音波エネルギーを照射して、熱によって肌を内部から引き締め・引き上げ効果が得られるため「切らないリフトアップ治療」として人気の施術です。さらに熱を受けた皮膚組織は美容成分のコラーゲンとエラスチンの生成を促進し、引き締めと同時にハリ・弾力のあるお肌へと導きます。
当院ではyoniHIFU Ⅲ（ヨニハイフⅢ）を使用しています。
第四世代型日本初のフェイス＆膣用ハイフです。
yoniHIFU Ⅲはたんぱく質の変性まで考えられた医療機器です。ハイフそのものはたんぱく質を変性させる働きがありません。そのため、照射によって生じた熱エネルギーを蓄積させて熱を生じさせることで、たんぱく質の変性を起こす必要があります。
これによってボリュームダウンやタイトニングが行われます。しかし必要以上に深い層に熱を加えると強い痛みを伴うことになり、これが初代ハイフが強い痛みを生じる原因となっています。
yoniHIFUⅢは、適切な層に適切な加熱を与える設計がされています。そのため、最小限のお痛みで最大限の効果を発揮することができます。
「yoniHIFU Ⅲ」は1回の治療でタイトニング効果が大幅に向上しています。
通常のハイフは焦点（光線が集まる一点）の直径が１ミリ程度ですが、「yoniHIFU Ⅲ」は通常のハイフの3倍以上の範囲をカバーできます。
従来は照射を点で行っていましたが、「yoni HIFU Ⅲ」では線での照射を行うことができるため隙間なく、通常の治療範囲を大幅に広げることが可能となりました。このような特徴から、従来のハイフよりも少ない治療回数と短時間で効果を実感いただけます。
ハイフの照射に大切なことは、適切な箇所に均一な熱を加えることです。通常ハイフのカートリッジは一列で照射されるため、施術者が少しずつカートリッジを動かして照射を行う必要があります。施術者の技術によっては照射の間隔にばらつきが出て、均一に加熱することができません。
「yoniHIFU Ⅲ」では1回の照射で11列の照射が行われます。施術者による違いが出づらいため、均一に加熱を行うことができ、高い効果を実現できます。
目元や口周り、額は年齢が出やすく小ジワで悩んでいる方が多い箇所です。「yoniHIFU Ⅲ」では、皮膚の薄い表皮層部分にも照射が可能なため、細かい小ジワの改善も可能です。
深さ２.0mm真皮層・・・毛穴、肌質改善、コラーゲンの生成
ハイフの熱エネルギーを受けた皮膚組織は、照射ダメージを治癒しようと、新陳代謝によってコラーゲンの生成を促進します。
コラーゲンが生成されて皮膚にハリや弾力が生まれると、お顔全体が引き締まり、毛穴やフェイスラインの引き締め効果が期待できます。
術後2～3ヶ月をピークにリフトアップ効果が現れ、半年程度効果が持続すると言われています。
深さ3.0mm皮下脂肪・・・頬や顎下の気になるお肉に脂肪溶解作用
ハイフの熱エネルギーを線状に皮下組織に加えることによって脂肪細胞を破壊します。
溶解した脂肪は血管やリンパ腺を通じて排出され、自然とボリュームダウンします。
破壊された脂肪細胞は再生されないためリバウンドも起こりづらいと言われています。
深さ4.5mm 筋膜（SMAS層）・・・筋膜の引き締め
お顔のたるみは、肌の土台となっているSMAS層（皮膚内部にある筋膜）が加齢によって緩むことで生じます。
SMAS層に高い熱エネルギーを加えることで、タンパク質が凝縮し、細胞が引き締まります。
その結果、しわ・たるみの改善や小顔効果が期待できます。
顔用HIFUの操作ハンドルには異なる専用のカートリッジを使用して照射をしていきます。
脂肪溶解ハイフとは、脂肪層に熱を与えることで脂肪細胞を破壊する施術です。
当院のハイフは線上に焦点を合わせて照射し、広域を加熱することができます。そのため熱伝導率があがり、脂肪細胞を破壊することが可能になりました。
広範囲に効率よく照射ができるため、面積の広いフェイスラインや顎下などの治療に適しています。
フェイスラインや顎下の脂肪はダイエットや運動を行ってもおちにくい部分ですが、脂肪溶解ハイフによってサイズダウンが期待できます。また、リフトアップハイフの照射（SMAS層へのアプローチ）と組み合わせることで、脂肪分解を促しながら、同時に皮膚のタイトニング効果を促すことが期待できます。
年齢の出やすい目回りの小ジワやたるみなどのお悩みに向けて当院では「切らない目元治療」として目回りハイフをご用意しています。
加齢や紫外線の影響で目元はたるんでしまいますが、ハイフで目元にピンポイントで照射することで、コラーゲンの生成を促しハリをもたせることが期待できます。
【パルム美容クリニックでは医師法に基づいたハイフ治療をご提供します】
ハイフ（HIFU）は医療行為に該当するため、当院では医師の診察・管理・指導のもと、医療資格を保持した看護師により施術を行います。
本来ハイフ機器はガン治療にも使用されていた医療機器です。
エステサロンで使用される機器は医療ハイフに比べて出力が弱いにも関わらず多数のトラブルや健康被害が報告されています。そのため、令和６年６月７日付けの厚生労働省の発表により、ハイフは医療機関で医師の管理のもとのみ使用できることとしています。ハイフ治療は安全性の高い医療機関で行うことをおすすめいたします。
| 医療ハイフ | エステハイフ | |
|---|---|---|
| 施術方法 | 点状方式・線状方式 | 線状方式 |
| 効果 | ◯ | △ |
| 安全性 | ◯ | × |
| 効果の持続時間 | 数ヶ月〜半年程度 | 1、2ヶ月程度 |
| 治療頻度 | 3ヶ月に１回 | 1ヶ月に1回 |
施術前に、担当する医師がお肌の状態を診て、施術範囲や回数、併用療法などの治療プランをご案内いたします。
治療内容・アフターケアの方法・費用などをお伝えしますので、不安なことがあればお気軽にお申し付けください。
クレンジング、洗顔をしていただきメイクや皮脂を落とした清潔な状態にしていただきます。
その後、施術箇所にジェルを塗布しハイフの照射を行っていきます。
施術後は通院の必要なく、当日そのままご帰宅いただけます。
当日から通常通りのシャワー、入浴、お化粧が可能です。
施術後のお肌はデリケートになっているため、肌をこすらないことと紫外線を浴びないようにご注意ください。
施術を受けられない方
| メニュー | 価格 |
リフトUPハイフ 全顔 （※額・目周りは対象外） |
¥45,000 （税込 ¥49,500） |
|---|---|
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リフトUPハイフ 全顔 （※額・目周りは対象外） 3回コース |
¥114,000 （税込 ¥125,400） |
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リフトUPハイフ 全顔+顎下 （※額・目周りは対象外） |
¥89,000 （税込 ¥97,900） |
|
リフトUPハイフ 全顔+顎下 （※額・目周りは対象外） 3回コース |
¥240,000 （税込 ¥264,000） |
| 脂肪溶解ハイフ ほほ・顎下 各 | ¥36,000 （税込 ¥39,600） |
|
脂肪溶解ハイフ ほほ・顎下 各 3回コース |
¥91,000 （税込 ¥100,100） |
| 脂肪溶解ハイフ ほほ+顎下 | ¥63,000 （税込 ¥69,300） |
|
脂肪溶解ハイフ ほほ+顎下 3回コース |
¥163,000 （税込 ¥179,300） |
| 美肌シャワー | ¥30,000 （税込 ¥33,000） |
| ハイフ 目回り | ¥30,000 （税込 ¥33,000） |
| ハイフ 額 | ¥30,000 （税込 ¥33,000） |
| ハイフ 首 | ¥30,000 （税込 ¥33,000） |
| ハイフ目回り・額・首・美肌シャワー 各 3回コース | ¥72,000 （税込 ¥79,200） |
