CLINIC COLUMN コラム

ダーマペンの施術を受けてみよう!

2024.09.14

ダーマペンについて

ダーマペンの初代モデルは2011年に発表されました。
最新モデルはダーマペン4となり、従来のものに比べ機能もパワーアップしています。

ダーマペンとダーマペン4の違いは、針の最大深度の違い(深度がアップすることで肌の状態に応じて差別化できます)、施術後のダウンタイムの軽減などがあげられます。

米国FDA(米国食品医薬品局)の承認を得ており、これは日本の厚生労働省にあたる機関です。効果はもちろん、安全性も認められている機器なので安心して施術を受けていただけます。

ダーマペンの効果


ダーマペンの超極細針で皮膚に微細の穴を開けていく施術で、33Gの16本の針が1秒間に1920個の穴を開けられます。
にきび跡、毛穴、たるみ、クレーターに効果があります。

【にきび跡】
ダーマペンで真皮層に刺激を与えることで、自然治癒力を高めニキビ跡を薄くし、目立たなくする効果があります。本来にきびは表皮で炎症が起きますが、炎症が進行すると真皮まで達します。通常のニキビ跡であればターンオーバーで徐々に薄くなりますが、クレーターは真皮に達していることが多いため、通常のスキンケアで改善することは難しいといえます。
針を刺すことで肌細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンなどの美肌成分の生成を促しハリや弾力の肌に導きます。

【毛穴の開き】
皮脂が角質に詰まることや、加齢に伴う毛穴のたるみが影響して毛穴の開きが目立つようになります。ダーマペンを行いターンオーバーが適切に行われることで、古い角質が剝がれやすくなり毛穴に汚れが溜まるのを防ぎます。

【たるみ】
たるみはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの美肌成分が持つ弾力繊維の減少と言われています。針をさすことで美容成分が生成され肌に弾力を持たせます。線維芽細胞を増殖させると美肌成分が増加し、弾性繊維の生成を促します。
微細な穴を修復するために本来の肌が持つ自然治癒力により自己再生作用を高める肌治療になります。その結果、コラーゲンやエラスチンなどの美肌成分の生成を促しハリや弾力の肌に導きます。

ダーマペン4は従来のダーマペン3に比べ肌への治療深度が従来に比べ、0.2mm ~3mmに広がり症状や治療目的に合わせ到達深度を0.1mm単位で細かく調整できます。針の深さや速さを調節できるため、皮膚の薄い目回りも施術できます。

・ニキビ跡 3~5回
・深いニキビ跡、クレーター 5~10回
・毛穴の開き、くすみ、たるみ 5~8回

必要な回数は肌悩みや肌の状態によっても異なるため一つの目安として考えていただければ良いかと思います。
平均すると最低5回は必要なことが多いです。そのため1回で効果を求める方や即効性を求める方は他の施術を選択した方が良いといえます。

ダーマペンの特徴

♦微細な針だから肌への負担が少ない
極細の33Gの針なので肌への負担が少く、フラクショナルレーザーなどに比べ、熱を加えないため回復が早いのも特徴です。

♦にきび跡や開いた毛穴へアプローチできる
肌の自然治癒力を活性化させるため、にきび跡や開いた毛穴に効果があります。
にきびが治ったあとにクレーターのように肌の一部が凹んでしまったり、火傷や手術のあとに瘢痕となってしまうことがありますが、ダーマペンは肌本来の自然治癒力を高めるためクレーターやケロイドの改善が期待ができます。

♦施術の痛みを最小限にできる
施術の直前まで麻酔クリームを塗布するため、施術時の痛みを最小限に抑えることができます。

ダーマペンの注意点

◆紫外線対策をすること
ダーマペンの超微細な針で刺激を受けた施術後の肌は一時的にとても傷ついています。色素沈着を引き起こさないために日焼け対策を徹底する必要があります。施術後の肌にすぐに日焼け止めは塗れないため、日傘や帽子を持参していただくことをおすすめしています。術後2週間は日焼け対策を注意して行いましょう。

◆保湿を行う
施術後の肌はデリケートのため普段以上に保湿を行っていただく必要があります。また、施術後1週間はカサブタのようになる場合がありますが無理に剝がしてはいけないので注意しましょう。

◆自分の肌に合った治療回数を知る
症状を改善するために、思った以上に施術を受ける回数がかかり後悔する場合があるかもしれません。
そのために、自分の肌悩みを解決するために必要な施術回数を把握しましょう。治療にかかる費用や期間に納得して受けましょう。しかしながら、自分ではどの程度の回数が必要か難しいと思いますので、医師に相談し回数を決めましょう。

◆施術後のスケジュールを確認(ダウンタイムを適切に過ごす)
ダーマペンのダウンタイムは1週間程度であり、人によっては2週間ほど肌のざらつきなどを感じる場合があります。
当日施術後はメイクができないことに加え、1週間程度は大切な予定を入れない方がダウンタイムを過ごしやすいといえます。

ダーマペンと組み合わせてさらに美肌に!

ダーマペンを単発で行うよりも効果的に肌育ができる「ヴェルベットスキン」もとても人気があります。
毛穴、にきび跡に特に効果があるダーマペンとピーリング効果の高いコラーゲンピール(薬剤:PRX-T33)を組み合わせたメニューの「ヴェルベットスキン」
肌の内部でコラーゲンを増殖させるコラーゲンピールは、肌に穴を開け薬剤を浸透しやすくするダーマペンと相性抜群です。以下の方にも、肌質改善目的の方にもおすすめしています。

・肌質をワンランク底上げしたい方
・よりなめらかでハリツヤのある肌になりたい方

セルフダーマペンに注意!

自宅で気軽にできるということでセルフダーマペンですが、自己流で行い肌トラブルを招いてしまったという方は少なくありません。
安く簡単に機器が手に入るということで魅力的ですが、針を刺すという行為は医療行為であり、医療機器として認められていません。そのため安全性や質は保証されておらず全て自己責任となっております。誤って使用すれば肌をただ傷つけかねません。
当院では患者様の肌を診察した上で、本当にダーマペンが必要かどうかを判断し、医療従事者が施術をさせていただきます。

次の方は施術を受けられない場合があります。
・金属アレルギーの方
・重度の糖尿病や膠原病の方
・ケロイドや皮膚炎(傷や炎症の強いニキビ等)がある方
・妊娠中、授乳中の方

静岡でダーマペンならパルム美容クリニックへ


ダーマペンは自らが持つ自然治癒力を利用し美肌効果、現在の症状の改善を図るため、変化の出現が穏やかであるといえます。
即効性を求める方がほとんどだと思いますが、不自然さが出ないことがメリットの一つです。メスで切開したり、ダウンタイムが大きい施術や治療は変化が大きいことから人に気づかれやすく、周囲の人の目が気になる場合があります。
その点、ダーマペンは効果の出現がゆるやかであるため周囲に違和感を与えることも少ないといえます。

ダーマペンはニキビ跡、毛穴、たるみに特に効果があります。
施術は一人ひとりの肌の状態に合わせ針の深さを調整する必要があります。ダーマペン4は肌への治療深度が従来に比べ、0.2mm ~3mmに広がり症状や治療目的に合わせ到達深度を0.1mm単位で細かく調整できます。
マッサージピールの薬剤(PRX-T33)と組み合わせた「ヴェルベットスキン」も肌のハリツヤが欲しい方におすすめしています。

肌の悩みにどの施術が必要か、また治療の金額や期間などの不安についても丁寧にカウンセリングを行い、患者様に合った適切な施術をご提案させていただきます。

カウンセリングは無料ですので、パルムクリニックにお気軽にご相談ください。
ご来院、お待ちしております。

https://palm-clinic.com/contact/

パルム美容外科院長 山田 太郎

この記事の監修医師

パルム美容クリニック 院長 吉井 涼太

元大手美容クリニックの指導医として数多くの施術を担当。質の高い美容医療を静岡の患者様に提供するため、「パルム美容クリニック」を2024年に開院

経歴

  • 藤田医科大学 医学部 卒業
  • 近畿中央病院
  • 大手美容外科 中野院院長
  • 大手美容外科 静岡院院長
  • 藤ナチュレ美容クリニック 銀座院
  • パルム美容クリニック 院長

資格

  • 美容外科学会(JSAS)会員
  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医